虚と実⑨脾虚・肝虚
脾の虚の症状
全身の倦怠感(手足も含みます)や食欲不振、歯痛がある。
脾の津液が不足しているため倦怠感を感じます。
胃に熱または冷えがあると食欲がなくなります。
脾が虚の状態で陽明の経絡に熱か寒があると歯痛が出ることがあります。
※対処法
脾の精気と胃の経絡を補ってあげます。
肝の虚の症状
仕事が忙しく、腰痛があり膀胱の経絡が痛む。
肉体の過労があると血が不足して肝が虚の状態になります。
肝の精気が不足している状態の時に無理な労働をすると肝血が不足して
腎の津液も不足します。
そのため膀胱の経絡に症状が出て腰痛になります。
※対処法
肝の不足を補って(よく休む)から膀胱の経絡が虚の時は補って、実の時は瀉してあげます。
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