スッタニパータ パダーナ・スッタ(精励経)①
ゴータマが大苦行(修行)に励んで心の安楽に達する覚悟で
ネーランジャラー河の側に座していた。
その時、悪魔・悪しき者ナチムが、優しい言葉を語りながら近寄った。
「君はやせ細り、体が黒ずんでいる。あなたは死の瀬戸際にある。
死が千分なら、あなたの命はただの一分。
君よ、生きたまえ。生きることが優れている。生きていて、諸々の善行を行いたまえ。
禁欲を行い。
護摩供養を捧げる君に、多大な功徳が積まれる。
あなたの修行は何の役にも立たない。
修行の道は厳しい。成し遂げる事は難しい」と。
詩偈を語った。
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