サンユッタ・ニカーヤ 罵り
尊師曰く
怒ること無く、
身が整えられ、
正しく生活し、
正しく知って解脱している人、
心が静まったその様な立派な人に、
どうして怒りがあろうか。
怒った人に怒り返す人は、
それによって悪を成すことになるのである。
怒った人に怒らないならば、
勝ちがたき戦いに勝つことになるのである。
他人が怒ったのを知って、
心に気をつけて他人が怒っているのを知っても、
自ら気を落ちつけて静かにしているならば、
その人は、自分と他人との両者の為になることを実行しているのである。
真理に通達していない人々は、
自分と他人の両者の治療を行っている人のことを『かれは愚人だ』と考える。
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