水の特別な性質②
水分子が集まると、
酸素と結合している水素の延長線上にほかの水分子の酸素が来る配置になり、
一つの水分子が四つの水分子と水素結合して正四面体の構造をとりやすい。
つまり、中央の水分子の酸素が、
正四面体の中心となり四つの頂点にそれぞれの水分子の酸素ガスくる形になる。
水素結合をもつ物質は他にもあるが、
水の場合、一つの水分子が、四面体の頂点方向に最大で四つの水分子と水素結合が出来る。
水素結合の力は非常に強いうえにその数も多いので、
一つの水分子をバラバラにするには、その分、大きなエネルギーが必要となる。
水が融点と沸点が高く潜熱も大きいのはその様なわけです。
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