水の特別な性質⑨
水素は宇宙誕生直後から存在していたと考えられています。
酸素は星の中でしか生成できないそうです。
水を構成する水素と酸素が一緒になるには星の中でできた酸素が
星の外に放出される必要があります。
つまり、星が一生を終えて爆発した時に内部で作られた酸素が宇宙空間に放出されて、
ようやく水素と酸素がであって水ができる可能性ができます。
地球はほぼ岩石でできています。
その岩石に水も含まれていました。
その水が蒸発して水蒸気となって地球のまわりを覆いました。
そのうち地球全体が冷えてきて水蒸気が液体となって地表に降り注ぎました。
海ができました。
結果、水の豊富な地球ができました。
水素は元々豊富にある。
しかし、酸素は星の中にある。
生物を維持するには、豊富にあるものでなければならない。
宇宙空間に豊富にある水素と酸素が生物が生きていくには必要だった。
地球の成り立ちを考えると、
ほかの元素だと難しかったのではないかと考えられている様です。
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