水野 南北 運がよくなる食事方法⑤
小食の者に死病の苦しみや長患いがない
・常に大食の者は病みつきから食欲をなくしてあまり食べない。
小食の者は病気になることはまず少ないが、
仮になっても食べないということはない。
大食の者は天与の食が尽きてもまだ生命がある為に、
食べられない状態で長く苦しんだ後に死ぬ。
小食の者は天与の食がまだ尽きていないために、
生命が終わってもまだ食が終わっていない状態にある。
食があるところに命があるので、
その食が尽きる時に生命も自然に亡くなる。
だから小食の者には、死病の苦しみや長患いがない。
しかし、小食であっても食事が不規則であれば、病気に罹りやすい。
食を慎み、欠乏に耐える者は晩年の凶運を免れる。
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