水野 南北 運がよくなる食事方法⑦
美食を続けると消化器系の病気になる
・無病の相であっても、若い頃から美食を好み、毎日の様に美食する者は、
老いては消化器系の病気に罹り、食べたくても食べられない業病となる。
貧しいにも係わらず三年間美食を続けると、生命まで失うことになる。
・「食」というものは「氣」に準ずるものである。
食が定まらないから、氣も定まらない。
食が定まらないから、氣も定まらなければ、万事定まらず、損失や災いを為すものである。
食が定まると氣も自ずから鎮静し、心が治まる。
心が不動であれば、災いを生じることはない。
・収入が定まっている者は、三度の食事も定まる。
収入が定まらない者は、食も定まらない。
故に収入を定めようとするならば、先ず、三度の食事を定める事である。
しかも高い収入を得ようとするならば、小食に定める事である。
例え、衣食住が定まらぬ相であっても、三年間食を慎み人徳を積むなら、
仕事は自然に授かる。
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