30Oct2021風邪(ふうじゃ)②肝の血血が足りないということは内臓が弱っている場合もありますが、血にならない様な飲食物の摂取し過ぎが原因かもしれません。自分が知っている人が調理してくれた作り立ての愛情がこもったものを飲食してください。息切れもその類いです。肝でうまく血を作れない。特に女性に多いことです。
28Oct2021風邪(ふうじゃ)①肝の血風(ふう)は物の成長を助けます。成長を助けるというのは本来陽気を多くするということです。しかし、何らかの原因で肝の血が不足していると陽気を発生させることができないことがあります。その時反って風(ふう)によって病気の方を成長させることがあります。肝だけではなく他のところが虚していれ...
26Oct2021三度の誕生③それから、彼は今一つの自我は為すべき事を為し終わり、老衰して死んで逝く。彼は現世を去って再び生まれる。これが第三次の誕生である。インド哲学では、子供をつくる能力(精子)が無くなった男は、早く死んで灰になって、次の自我になりなさいといっています。子供(新しい自我)をつくる能力無くな...
24Oct2021三度の誕生②此の精子は婦人の自体になりきって、まるで婦人の身体の一部分で有るかのようである。だから、精子は婦人の身を損なわないのである。婦人は受胎した彼(男子の精子)の自我を育てる。婦人はこの胎児を保持する。彼(男子)が幼児の誕生以後において倍々(ますます)生育させるのは、現世の相続のための...
22Oct2021三度の誕生①胎児は初め男子の体内において発生するのである。すなわち、精子なるものは男子の全ての肢体から採り集められた生命力であって、自己の中に自我を保持している。此れを男子は婦人の体内に注ぎ、此れを産んでもらう。これが第一次の誕生である。
20Oct2021ウパニシャッド 食物の創造④そこで、彼(自我)は意(月は意となって心臓に入った)によって食物を捕らえようとしました。しかしながら食物を意によって捕らえる事はできませんでした。もしも、彼(自我)は意によって食物を捕らえる事ができたなら、人は食物を念想するだけで満腹することであろう。そこで、彼(自我)は陽根(男...
18Oct2021ウパニシャッド 食物の創造③そこで、彼(自我)は眼(太陽は眼(感官)となって眼窩に入った)によって食物を捕らえようとしました。しかしながら食物を眼によって捕らえる事はできませんでした。もしも、彼(自我)は眼によって食物を捕らえる事ができたなら、人は食物のことを見るだけで満腹することであろう。そこで、彼(自我...
16Oct2021ウパニシャッド 食物の創造②そこで、彼(自我)は語(火は語となって口腔に入った)によって食物を捕らえようとしました。しかしながら食物を語によって捕らえる事はできませんでした。もしも、彼(自我)は語によって食物を捕らえる事ができたなら、人は食物のことを言うだけで満腹することであろう。そこで、彼(自我)は気息(...
14Oct2021ウパニシャッド 食物の創造①彼(自我)はそこで「今度は食物を造ろう」と考えました。彼(自我)は水を温めました。温めた水から凝固したものが生じました。この生じた凝固物が食物でした。しかし、この食物は造られるや否や遠くに逃げ去ろうとしました。
12Oct2021ウパニシャッド 叡智⑥今が良くなるのも、悪くなるのも他人の問題ではなく、自分の知識と行動の結果だということである。更に、善い行いをすると善い行いをするものが集まり、悪い行いをすると悪い行いをするものが集まります。現状を善くするのも悪くするのも自分次第だということです。また、叡智がなければ諸感官は勘違い...
10Oct2021ウパニシャッド 叡智⑤叡智我は善い行いにによって偉くなることもなく、悪い行いによって成り下がるということもない。それもその筈、叡智我こそ自分がこれらの世界から引き上げてやりたいと思う人間には善い行いをさせ、貶(おと)めてやろうと思う人間には悪い行いをやらせる当人なのである。叡智我は世界の護持者である。...
08Oct2021ウパニシャッド 叡智④まことに存在要素がなかったならば叡智要素はないであろう。また、叡智要素がなかったならば存在要素もないであろう。いずれか一方だけでは如何なる事象も成立しないのである。この両者は独立別箇のものではなきく、存在要素は叡智要素に支えられ、叡智要素は生気に支えられている。そしてこの生気なる...