飲食③
味は形を造り、形から気の動きが生じる。
そのことで精(生命力)が充実して、化(新陳代謝)が活発になります。
化が活発になれば生命力も旺盛になり形も充実してくる。
反面、味は形をを傷り、気も傷ることもある。
水穀は身体を養うが病気の原因ともなるのです。
黄帝内経『素問』六節蔵象論編では
「天は人を養うに五気をもってし、地は人を養うに五味をもってす。
五気は鼻に入り心肺にかくれる。
五味は口に入り腸胃にかくれる。
味はかくれるところありて、以て五気を養ない気和して津液を生じ
相成りて神すなわち自らを養う」
『素問』生気通天論編では
「陰の生ずるところ、本は五味にあり。陰の五宮、傷ること五味にあり。
この故に謹みて五味を和すれば、骨正しく、筋柔らか、気血もって流れ、腠理もって蜜」
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