飲食 辛味④
黄帝内経『素問』陰陽應象大論編では
「辛は肺を生ず(辛味のものは肺の働きを盛んにする)
肺は皮毛を生ず(皮膚は皮膚呼吸を行い、毛は体温調整を行い、肺の機能に協力している)
皮毛は腎を生ず(皮毛は発汗という排泄作用により腎の働きに協力している)
肺は鼻を主る(肺は鼻の機能の主な管理者で、協力して呼吸を行う)
変動に在りては欬(咳)と為す(病的な原因では咳である)
憂は肺を傷る(憂いは肺を傷る)
喜は憂に勝つ(喜は憂いを吹き飛ばしてしまう)
辛は皮毛を傷る(辛味のものを過剰に摂取し過ぎると皮膚や毛の働きを悪くする)
苦は辛に勝つ(苦味のものは辛味のものの働きを抑制する)」
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