ウパニシャッド 食物の創造②
そこで、彼(自我)は語(火は語となって口腔に入った)によって食物を捕らえようとしました。
しかしながら食物を語によって捕らえる事はできませんでした。
もしも、彼(自我)は語によって食物を捕らえる事ができたなら、
人は食物のことを言うだけで満腹することであろう。
そこで、彼(自我)は気息(風は気息となって鼻孔に入った)によって
食物を捕らえようとしました。
しかしながら食物を気息によって捕らえる事はできませんでした。
もしも、彼(自我)は気息によって食物を捕らえる事ができたなら、
人は食物を嗅ぐだけで満腹することであろう。
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