肝虚③
肝の血が不足して出た熱は上焦(心臓・肺・食道など主として呼吸・循環をつかさどる
胃の噴門の上から喉に至るまでの臓器)や外側に出ていこうとする性質があります。
肝から出た熱は胆に向かいます。
肝虚の熱ですが、胆では実(盛ん)の熱になります。
胆が実になると頭痛(偏頭痛)・肩凝り(肩甲骨の内側から首筋)・
イライラする・不眠・めまいの症状がでます。
更年期障害のホットフラッシュの後寒くなるのもこの症状が原因のことがあります。
身体に(胃や肝臓)負担をかける食事の後体調が悪いのも体内でこの様なことが
起こっているからかもしれません。
熱すぎず冷たすぎず、味も濃厚な飲食はくれぐれもご自愛ください。
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