腎虚⑥
顔面が黒いのは太過(津液が不足して虚熱がある)のためです。
太過になれば解亦(かいえき・身体がバラバラになる位の疲労のこと)する。
脊の脈が弱ると氣が少なくなり飢を病むが如く横腹、冷え、脊中痛み、
少腹(下腹)が張り、小便の出が悪くなる。
この様になると、
顔面が黒くて光沢があっても逆になくても腎虚で熱がこもっていることです。
表面を圧迫すると堅いのに深く押すと奥の方が冷たい場合は下腹と陰部が積気しています。
積気とは虚熱が停滞して腎虚になっていることです。
清水(冷え冷えとした水のこと)浴びて身体が冷えている時に房事を行った結果です。
腎が虚すと、下焦に締りが無くなり欠伸(あくび)がでやすくなります。
腎虚は恐がり(肝虚の場合は消極的になり、被害妄想の様になります)で
気持ちが落ち着かなくなり、不安が強くなります。
陽氣が不足すると唾液が出やすくなります。
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