個人差の克服③ 三知・三行・三近
三知・三行・三近の克服を三達徳を実践することと言います。
人の能力は生まれつきの気質による個人差があるものです。
そうした現実の多様性を認めたうえで、
人の本性の共通性と完全さをを根拠に人の努力の無限の可能性を信じることが
『中庸』です。
認識する能力(知)には、
①生まれながらにして知る
②学びて知る
③困(くる)しみて知る
の三知(さんち)の差があります。
実践する能力(仁)には、
①安んじてを行う
②利して行う
③勉強して(努めて)行う
の三行(さんこう)の差があります。
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