近世ヨーロッパ デカルト
デカルトは身体が弱かった為に
ベッドにいる生活が長かったことで、
今、考えていることが夢なのか現実なのかに疑問を抱いていたようです。
しかし、自分を疑う事ができることが、
自分に心が存在する事実があることを意味していると考えていました。
考えていることに悪魔を想定しても自分の思考に疑いを抱かせることはできない。
「存在する何かだけが考えることができる」
「考える者だけが自己を疑うことができる」
それが「我思う、故に、我あり」です。
般若心経の「色相是空 空即是色」と似ていますね。
しかしながらこの疑いは、目に見えず・取り出すことが不可能なものでした。
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