チャイナスタディー ビタミンDの働き⑦
このプロセスに影響を与える第二の要因は「カルシウム」だ。
血液中のカルシウムは筋肉と神経機能のために非常に重要な役割を担っていて、
これはカルシウム・レベルをかなり狭い範囲に維持することが要求される。
「活性型ビタミンD」はカルシウムに対して、
・腸内で消化される食物から吸収されるカルシウムの量
・尿や便に排泄されるカルシウムの量
・体内のカルシウムの大きな供給タンクである骨と交換されるカルシウムの量
などを監視・調節を行うことによって血中のカルシウム・レベルを
この狭い範囲内に保つようにしている。
つまり、血中にカルシウムが合いすぎる場合は
「活性型ビタミンD」の活性が低下してカルシウムは少ししか吸収されず、
多くのカルシウムが排泄される。
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