足裏の反射区から足つぼへ
足裏で病気を治す内容で最も古いといわれているのは、約五千年前の古代インドの
ガンダーラが起源のようです。そこから中国、エジプト、ヨーロッパに伝わったようです。
紀元前2500年の古代エジプト人が記した手と足を押している絵文字が残されています。
日本にも1000年以上前と思われる仏足跡残されていて、足の裏の絵に五臓六腑を示す文様
が書かれています。中国では黄帝内経の中に観趾法で足裏へ刺激を与える治療法があります。漢の時代の華陀が華陀秘笈で観趾法をまとめています。日本には唐の時代に足心道と
なり伝わりました。が、あまり広まらなかったようです。
現在の足裏療法はアメリカのフィッツジェラルド、ヨーロッパのイングハム、マルカートらが足裏と人体を説明した足の反射療法です。欧米で流行っていたものが台湾経由で日本にきました。
足裏の反射療法は体のどこかで異常があると対応する足裏の部分に圧痛を伴う反応があらわれます。その部分を揉みほぐすことで体の異常に影響をあたえる法方です。
足裏の足つぼとよく言われますが、実は足裏のツボは「湧泉」といわれるところ一つです。
通常足つぼといわれるのは、反射区として扱われています。
しかし、この業界もインターネットの普及で検索されやすくするために「足つぼ」の文字を
つかっています。私達も足裏の反射区と習ってきましたが、足裏の足つぼに慣れてしまいました。
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