体と糖②
三大栄養素と言われているが糖質・脂質・タンパク質です。
少し前までは炭水化物と言われていましたが、最近は炭水化物を糖質と食物繊維に分けて、
ビタミン・ミネラルを加えて6大栄養素と言っているみたいです。
糖質は大きく分けて
単糖類→アルデヒドまたはケトンの性質を示し、水酸基を複数持つもの。
ブトウ糖=グルコース、果糖=フルクトース、脳糖=ガラクトース、マンノースなど。
二糖類→2分子の単糖が結合して1分子の水が無くなったもの。
砂糖=蔗糖=スクロース(ブトウ糖+果糖)。
麦芽糖=マルトース(ブトウ糖+ブトウ糖)。
乳糖=ラクトース(ブトウ糖+脳糖)。
少糖類→単糖類が2分子~10分子位のグルコシド結合したもの。
オリゴ糖。
多糖類→単糖類が2分子~10分子位のグルコシド結合したもので少糖類を区別して、
加水分解によって2分子以上の単糖類を生じる糖類。
セルロース(植物性で大腸の腸内菌の餌になるが、人は消化 出来ない)。
グリコーゲン(動物の肝臓と筋肉に多い)。
澱粉(植物)など。多くの多糖類は分子量が大きく、高分子化合物である。
※最近、健康食品に含まれている、難消化性デキストリン(トウモロコシのデンプンなどから作る)は、不足しがちな食物繊維を補う目的で作られたようです。
※グリコサミノグリカン(ムコ多糖):ヘテロ多糖、結合組織の主要な細胞外成分。
アミノ糖とウロン酸(ガラクトース)が交互に結合したもので、
ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリン等があります。
※プロテオグルカン:タンパク質が結合したグリコサミノグリカン。
※糖タンパク質:オリゴ糖が結合したタンパク質。
以上がよく耳にする糖類です。
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