ヒポクラテスの顔
急性の病気の時、患者の健康な時の顔と比べて似ている場合は
問題がないですが、際立って違っているときは非常に危険な時です。
悪い時の例として
・とがった鼻
・落ちくぼんだ眼
・げっそりしたこめかみ(頬が削げ落ちている状態)
・冷たく外側に反り返った耳朶
・硬くこわばり干乾びた皮膚
・全体に黄色あるいはどす黒い顔(鉛色の顔色)
・唇がゆるんでいる
この様な顔つきをヒポクラテスの顔(癌の末期の顔つき)というそうです。
しかし、それ以外に
・眠れるかどうか
・ひどい下痢をしていないか
・空腹かどうか
に該当している時、顔の様子が悪くても峠は一昼夜の後にくると判断でき、
危険が少ないと判断できるそうです。
しかし、一つも該当せずこの時期に回復しない場合はよくない。
病気が三日以上続いてヒポクラテスの顔つきで、眠れるか?下痢をしているか?
空腹か?の確認をした他に、
・光を避けたり
・無意識に涙を浮かべたり
・藪にらみになっていたり
・一方の目が他方の目より小さくなっていたり
・白目が赤色または鉛色になっていたり
・目の中に黒っぽい血管がみえたり
・眼球の周りに目やにがついていたり
・眼球が落ち着かなかったり、突き出ていたり、ひどく落ちくぼんでいたり
・全体の顔色がいつもと変わっているのは悪いそうですね。
普段から身近にこの様な変化に気が付いてくれる人がいることは幸せですね。
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