菜根譚㉑
悪(あく)を聞きては、就(そのまま)には悪(にく)むべからず。
恐らくは讒夫(ざんぷ)の怒(いか)りを洩(も)らすことを為(せ)るならん。
善を聞きては、急に親しむべからず。
恐らくは奸人(かんじん)の身を進(すす)むるを引くならん。
就(そのまま)には→時間的に直ちに、早速、そのままにの意味。ここでは部分否定。
奸人(かんじん)→よこしまな人、ずる賢い人。
人の悪事を聞いて、そのまま鵜呑みにしてその人を憎むようなことをしてはいけない。
何故なら、多分、告げ口をして人を陥れる様な事をする人が、自分の怒りを漏らしたのかもしれないからである。
人の善行を聞いたからといって、急にその人に近づき親しむ事をしてはいけない。
何故なら、多分、悪賢い人が出世をしたいために、自分の良い評判を立てたのかも知れないからである。
世の中では会ったことも、話をしたこともない人のことをとやかく言って良いだ、悪いだと
騒ぎ立て意味のない事で不安になって体調を崩している人が多くいます。
本当のことであればその人の言った事を直接聞いた人がいて、正確に意味合いを教えてくれるか、本などの削除出来ない文章になっています。
自分に関わりのない余計なことで不安になっていたら、
とりあえず、東京赤坂のHippocrates(ヒポクラテス)で足裏の足つぼフットマッサージをして
体調を良くしてから冷静に判断しましょう。
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