菜根譚㉚
延促(えんそく)は一念(いちねん)に由(よ)り、
延促(えんそく)は之(これ)を寸心(すんしん)に係(か)く。
故(ゆえ)に、機(き)の間(かん)なる者は、
一日(いちじつ)も千古(せんこ)より遥(はる)かに、
意(い)の広(ひろ)き者は、斗室(としつ)も寛(ひろ)きこと両間(りょうかん)の若(ごと)し。
延促(えんそく)→延はのびる、促はちぢまるの意味で、時間の長短のこと。
延促(えんそく)→寛は広い、窄はせまいの意味で、空間の広狭のこと。
機(き)の間(かん)なる者→機は心機で、心のはたらき、心持ち、
間は閑と同義で、ゆったりしていること。
斗室(としつ)→斗升のような狭室の意味。一斗ばかりしか入らない様な狭い部屋。
年月を長いと思ったり、短いと思ったりするのは、その人の考え方に基ずくものであり、
また、世間を広いと思ったり狭いと思ったりするのは、その人の心の持ち方に係っている。
だから、心のはたらきのゆったりしている人は、わずか一日でも千年よりもはるかに長いと思い、気持の広い人は、ごく狭い部屋でも、天地の間のように広いと思う。
人の感じ方や認識の仕方は、感性により違うようです。
起こってもいない問題を考えて検討を繰り返して、結局なに一つ始めずに終わってしまう
人もいます。危機管理も大切なことですが、まだ、誰もやっていない事をするのは、
大変かも知れませんが、楽しいことです。しかしながら苦労を伴います。
東京赤坂のHippocrates(ヒポクラテス)で足裏の足つぼフットマッサージをして疲労を癒し
新たなる希望を完成させてください。心より応援しております。
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