菜根譚㊼
風月(ふうげつ)花柳(かりゅう)無(な)くば、造化(ぞうか)を成(な)さず。
情欲(じょうよく)嗜好(しこう)無(な)くば、心体(しんたい)を成(な)さず。
只(ただ)我(われ)を以(もっ)て物(もの)を転(てん)じ、物を以て我を役(えき)せずば、
則(すなわ)ち嗜慾(しよく)も天機(てんき)に非(あら)ざるは莫(な)く、
塵情(じんじょう)も即(すなわ)ち是(こ)れ理境(りきょう)なり。
理境→理想の境界。究極の心境の意味。
風月や花柳の様な風流物がなかったならば、この天地自然は形成されない。
また、欲望や好物の様な人間本来の営みがなかったならば、精神は成り立たない。
ただ自分が主体となって外物を自由自在に使いこなし、外物に自分が使われないようにすれば、物を求める心のはたらきも、天地自然のはたらきでないものはなく、
世俗的な心も、理想の境界と同じになる。
人は成長と生活の中で常に変化をして、その問題(楽しみ) を解決しながら歳を重ねて生きていきます。個々人としては、常に前例のない事を重ねていきます。それを規則や機械の限界に縛られていては生きている意味が無くなります。
つまり、常に問題解決をして生活するのが人間です。当然ながら疲れます。
その為に東京赤坂のHippocrates(ヒポクラテス)が足裏の足つぼフットマッサージをしています。
疲れ切る前にお越しください。
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