菜根譚㊽
人生は、太(はなは)だ閑(かん)ならば、則(すなわ)ち別念(べつねん)竊(ひそ)かに生(しょう)じ、太(はなは)だ忙(ぼう)ならば、則(すなわ)ち真性(しんせい)現(あらわ)れず。
故(ゆえ)に士君子(しくんし)は、身心(しんしん)の憂(うれ)いを抱(いだ)かざるべからず、
亦(また)風月(ふうげつ)の趣(おもむき)に耽(ふけ)らざるべからず。
別念→分別の念慮。物を相対的に見比べたりする様な雑念のこと。
人生というものがあまりに暇でありすぎると、かえって雑念が気が付かないうちに起きるものであり、反対にあまりに忙し過ぎると、かえって本性は現れないものである。
だから立派な人間は身と心を整える事に気を配らなくてはいけないし、
また風雅の道も楽しむ様にしなければいけない。
人は暇すぎると勘違いから他人を攻撃したりしますが、忙しすぎると気遣いがなくなります。忙しい中に若干の冷静な対応(余裕)がある人は魅力的な人が多いです。
忙しい時ほど、東京赤坂のHippocrates(ヒポクラテス)で足裏の足つぼフットマッサージをして余裕を確保する気持ちを取り戻しましょう。
0コメント