五行説①

体は、形質(物のかたち)を以て名となす。

性は、功用(物のはたらき)を以て義となす。

五行の体性を以て、万物を資益(助けて利益を受けて増やす様にする事)す。

故(だからこそ)に合(一緒に)してこれを弁(述べる)ず。

木(もく)は少陽の位にあり、春の気が和(やわらぎ)し、

煦温(あたたか)にして柔弱(弱々しい)なり。火その中に伏す。

故に木は温柔を以て体となし、曲直(曲がったことと、まっすぐな事)を性となす。

火(か)は大陽の位にあり、炎熾(燃えることが盛んな事)にして赫烈(著しく明るい事)なり。

故に火は明熱を以て体となし、炎上を性となす。

土(ど)は四時(四季の事)の中に在り季夏の末(晩夏、陰暦の六月の最後の18日間、所謂、

夏の土用)に処り、陽衰へ陰長ず。位の中に在り、四行(木・火・金・水の四つ行の事)を

総じ、塵を積みて実を成す。積れば則ち間あり。間あり、故に容を含む。実を成す、故に能く持す。故に土は、含散・持実(散じているものを収め、実あるものを持つ)を以て体となし、稼穡(作物を植えることと、取り入れ)を性となす。

金(ごん)は少陰の位あり、西方は物を成すところ。物成れば、則ち凝強(固まって強くなる事)す。少陰は則ち淸冷なり。

故に金は強冷を以て体となし、従革(柔らかで思うままに形を変える事)を性となす。

水(すい)は寒虚を以て体となし、潤下を性となす。


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