五行生成②心は火臓3
中国の養生家は「心神内守、寧斂心火(心の神を内に守り、
心火を安寧に斂(おさ)めること)」に努め、
孔子の「坐忘(ざぼう・一切の作為を忘却して無心になること)」。
老子の「虚無(きょむ・有無を超越した絶対的な無の境地のこと)」。
荘子の「養神(ようしん・神を純粋にし雑念をはさまず静かに天の動きに従うこと」
・「守一(しゅいつ・神をひたすら守ること)」。
仏家の「禅定(ぜんじょう・心静かに瞑想すること、座禅)」。
道家の「煉己(れんき・内丹術で用いられ、姿勢を正し・雑念を払い
・意識を集中させ・心身を安静に保つこと)」。
などがすべて「内斂離火(ねいれんりか・離火(心火)を内におさめることで、
心火は神を意味し神を収斂すること)」の静功です。
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