内丹気功③煉精
煉精では、人体の精気は本来、深固であるとされています。
三関章では「三関の内に精気は深く、九微の中に幽にして且つ陰である。
口は天関、精神の機(かなめ)であり、足は地関、生命の扉であり、
手は人関、盛衰を掌握する」とあります。
天・地・人の三関のうちに精は皆、深固に蔵される。極めて重要であるといいます。
呼吸章では「精を結び胞を育てれば化して身を生み、胎に留まり精を止めれば長生する」
といいます。人体の精は固めるのが良く、排出してはいけないといいます。
瓊室章では「長生は房中(性交・射精)の急(やりすぎ)を慎むことにある」といいます。
常念章では「急いで精室(精子をためておくところ)を閉じてこれを大切にすれば
長生きできる」ともいわれています。
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