ウパニシャッド 叡智①
感官は叡智の一部が抽出されたものである。
語とは叡智の一部が抽出されたものである。
語に対する存在要素として外部に投置されたものが名である。
気息とは叡智の一部が抽出されたものである。
気息に対する存在要素として外部に投置されたものが香である。
眼とは叡智の一部が抽出されたものである。
眼に対する存在要素として外部に投置されたものが色である。
耳とは叡智の一部が抽出されたものである。
耳に対する存在要素として外部に投置されたものが声である。
舌とは叡智の一部が抽出されたものである。
舌に対する存在要素として外部に投置されたものが味である。
両手とは叡智の一部が抽出されたものである。
両手に対する存在要素として外部に投置されたものが動作である。
身体とは叡智の一部が抽出されたものである。
身体に対する存在要素として外部に投置されたものが快苦である。
陰部とは叡智の一部が抽出されたものである。
陰部に対する存在要素として外部に投置されたものが歓喜と
燕楽(えんがく・宴席に用いる民衆の楽)と生殖とである。
両足とは叡智の一部が抽出されたものである。
両足に対する存在要素として外部に投置されたものが歩行である。
意とは叡智の一部が抽出されたものである。
意に対する存在要素として外部に投置されたものが静思と願望とである。
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