タンパク質②
タンパク質はアミノ酸やペプチドに分解されて体内に取り込まれます。
ペプチドとは2個以上のアミノ酸分子が一方のアミノ基ともう一方のカルボキシル基から
1分子の水がとれて結合した化合物で、2個以上のアミノ酸のペプチド結合によってできた
化合物をいいます。
2個の結合はジペプチド。3個の結合ならトリペプチド。4個の結合ならテトラペプチド。
2個~10個の結合ならオリゴペプチド。10個~100個の結合ならポリペプチドといいます。
タンパク質分子はポリペプチドからなり、50個以上の集合体をタンパク質と呼んでいます。
ホルモン・抗生物質・毒物・酵素などと生理作用をもつものが知られています。
特にホルモンとして重要な働きがあるとされ、加水分解の途中で生成されます。
ドーパミン、アセチルコリン、ノルアドレナリンなど神経伝達物質や中枢神経系で
確認されているほとんどがペプチドで合成されています。
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